喜光寺
行った時期:平成27年7月下旬
天気:カンカン照りの猛暑
正式名:清涼山喜光寺
移動手段:鉄道
本堂は室町の頃の再建であるが、
どこか天平の面影を感じる。
堂々たる佇まいでありながらちっとも威圧感がない。
素朴であり優雅でもある。
この本堂の印象と、
喜光寺を建てた僧・行基のイメージとが重なる。
彼は民衆の救済に人生を捧げ、
最後には仏教界の最高位にまでのぼった偉大なるお坊さんであるが、
私の中の行基さんは権威ばったところが少しもない、
どこまでも清らかで親しみやすいお人なのである。
境内にはたくさんの蓮の鉢が並べられ、
訪れる人を楽しませていた。
泥の中から大輪の花を咲かせる蓮もまた、
行基のイメージにぴったりである。
本堂
初めは菅原寺といった。
弁天堂
弁天池の水蓮
蓮の鉢がたくさん
蓮と本堂